法的なトラブルや権利の確保は、一般の人々にとっては複雑で難しい問題です。そんな時、弁護士は法律の専門知識と経験をもって私たちの大きな支えになります。しかし、中には期待を裏切る「ダメな弁護士」も存在するのが現実です。
ここでは、実際にダメな弁護士に遭遇してしまった人々の口コミ体験談を紹介します。これらの体験談は、これから弁護士を選ぶ方々にとって参考になるとともに、弁護士自身が自己反省し、サービス向上のきっかけとなることを願っています。
- 【ダメな弁護士の特徴】口コミ体験談・意見・分析・研究
- 1. 話を聞かない弁護士
- 2. 約束の時間に遅れる弁護士
- 3. 説明が分かりにくい弁護士
- 4. 情報の秘密を守れない弁護士
- 5. 結果にコミットしない弁護士
- 6. 高額な報酬を要求する弁護士
- 7. 専門知識が不足している弁護士
- 8. 更新情報に疎い弁護士
- 9. 連絡が取りにくい弁護士
- 10. 書類のミスが多い弁護士
- 11. 態度が横柄な弁護士
- 12. 感情的になりやすい弁護士
- 13. 説明が不十分な弁護士
- 14. 費用について不透明な弁護士
- 15. 裁判経験が少ない弁護士
- 16. 交渉力がない弁護士
- 17. 熱意が感じられない弁護士
- 18. 利益相反の可能性を無視する弁護士
- 19. アシスタントやスタッフへの指導が不十分な弁護士
- 20. 最新の法改正に無知な弁護士
- まとめ
【ダメな弁護士の特徴】口コミ体験談・意見・分析・研究
【ダメな弁護士の特徴】アンケート調査百件の口コミ体験談の中から特徴・性格を検証しみんなの意見をランキング形式にて60件ピックアップしました。
1. 話を聞かない弁護士
依頼者の声に耳を傾けず、自己の意見を優先する傾向があり、コミュニケーションに問題がある弁護士です。
「初めての法律相談だったため緊張していたのですが、こちらの話はあまり聞かず、すぐにでも訴訟を起こすべきだと強く主張するばかりでした。自分の考えや状況をじっくりと伝えたかったのに、それには興味を示さず、ただ自分の経験談を延々と語るだけで、結局、心配事は解決せず不安だけが増えました。」:30歳、女性
「重要な内容を伝えようとするときに、いつもダメな弁護士はスマートフォンをいじってばかりいて、目の前の問題よりも他のことが優先のようでした。話半ばで遮られ、結局は自分の思いもよらない方向で話が進められてしまいました。代理人として依頼した意味が全くなかったです。」:40歳、男性
「親族間の遺産分割について相談した際、私の言葉を遮ることが多く、感情に訴えかけることばかりで論理的なアドバイスがほとんどなかったです。最終的には、私が納得していないのに弁護士が一方的に和解案を提示し、関係が更にこじれてしまいました。」:53歳、女性
2. 約束の時間に遅れる弁護士
約束した時間に常に遅れ、依頼者の時間を軽んじる不誠実な行動をとる弁護士です。
「貴重な時間を割いて予約していたにも関わらず、毎回のように遅れる弁護士には失望しました。待ち時間にはいつも焦りを感じ、そのストレスが積み重なり、事件自体への不安が増大する一方でした。」:37歳、男性
「緊急を要する問題で弁護士に相談したのですが、約束の時間になっても現れず、電話しても全く応答がない状態が続きました。1時間以上待たされ、ようやく姿を現したと思ったら、謝罪の言葉もなく、さらりとした態度で接されたのには腹が立ちました。」:29歳、女性
「複数回、面談の予定をセットしていたにも関わらず、弁護士は何の連絡もなしに遅れることがしばしばありました。ある時は、別のクライアントとの面談が長引いたとの理由で、私たちの面談をキャンセルするという最悪の結果に。」:45歳、男性
3. 説明が分かりにくい弁護士
専門用語を多用し、依頼者にとって理解しにくい説明をすることが多い弁護士の特徴です。
「相談内容は離婚問題だったのですが、弁護士が使う専門用語が多く、何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。具体的な事例や比較を交えても説明がなされず、ただ法律条文を読むような説明で終わってしまい、頭に入ってこないことが多かったです。」:42歳、女性
「事故に関する裁判を依頼したとき、法律の専門用語ばかりで説明され、状況を把握するのが非常に困難でした。こちらが理解できていないのを見て、少しでも言葉を平易にしてくれればと期待しましたが、弁護士はそれを感じ取ってくれず、結局私は曖昧なまま手続きを進めざるを得なくなりました。」:34歳、男性
「裁判所の手続きについて質問した際、弁護士は非常に技術的な言葉を用いて説明を始めました。いくら聞き返しても、説明はますます複雑になる一方で、結局はネットで自分で調べた方が理解できました。」:28歳、女性
4. 情報の秘密を守れない弁護士
クライアントの情報を適切に扱わず、他人に漏らすことがある非倫理的な弁護士の特徴です。
「自分の案件に関する情報を、他のクライアントに話しているという噂を耳にしました。弁護士は否定しましたが、秘密保持に関する不安が拭えず、信頼関係が崩壊しました。情報管理には非常に厳しい態度で臨むべきで、ダメな弁護士の態度には憤りを感じます。」:38歳、男性
「交通事故の損害賠償を巡る交渉を依頼していたのですが、何と私の事故の詳細が地域社会に広がっていることを知りました。調べてみると、弁護士が他のケースの例として私のケースを引き合いに出していたようです。」:50歳、女性
「弁護士を通じての企業間の契約交渉中、相手方が私の企業の情報を詳しく知っていることが判明しました。後になって、弁護士が相手側の代理人との食事会で話がもれたことが分かり、このプライバシーの漏洩は許しがたい過ちです。」:47歳、男性
5. 結果にコミットしない弁護士
約束した結果を出さず、責任を取らない姿勢を見せる弁護士の特徴です。
「結婚生活が破綻し、離婚案件を依頼した際、最初は強気な態度で勝算があると言っていた弁護士が、いざという時になると消極的になりました。話し合いの場でも私の意見をあまり反映してくれず、」:45歳、女性
「交渉事に強いと評判の弁護士に依頼したのですが、案件に取り組む姿勢が次第に鈍くなり、途中からは連絡もままならない状況に。結局、期待していた成果は全く得られず、最初の約束が空約束だったと感じています。」:37歳、男性
「労働問題で相談した際、初めのうちは勝てると力強く言っていた弁護士が、いざ裁判が始まると途端に態度を変え、何もかもが後手後手に。」:33歳、女性
6. 高額な報酬を要求する弁護士
依頼者の経済的状況を考慮せず、高額な報酬を要求し続ける弁護士の特徴です。
「相続問題で弁護士に相談したところ、初回の相談から非常に高い報酬を要求されました。経済的な状況を説明しても聞く耳を持たず、結局、料金の面で折り合いがつかず、他を当たることになりました。」:52歳、男性
「子供の親権を巡る裁判で弁護士を雇ったのですが、進行するごとに追加費用を要求され、始めに説明された金額の何倍もの請求をされました。」:39歳、女性
「事業の契約書作成を依頼した際、最初に見積もりをもらった金額よりも大幅に高い報酬を後から請求されました。詳細な内訳もなく、単に高額な請求書が送られてくるだけで、弁護士の説明もあいまいなまま。」:49歳、男性
7. 専門知識が不足している弁護士
クライアントの問題に深く対応できず、不安を与える弁護士です。
「相続問題で困っていた際、推薦された弁護士に依頼したのですが、専門知識が明らかに不足していると感じました。相続法に関する基本的な質問にも、はっきりとした答えが返ってこないことが多く、安心して任せられる雰囲気ではありませんでした。後日、別の専門家に相談したところ、前の弁護士が見落としていた重要なポイントがいくつも明らかになり、初めからその専門家に依頼していればよかったと悔やむばかりでした。」:38歳、女性
「企業法務の相談で訪れた弁護士は、最新の企業法に関する更新が追えていないようで、私たちの業界特有の複雑な問題に対して、適切なアドバイスができない状態でした。実例を挙げても、その場で調べなければ答えられないことが多く、結局は他の専門家を探し直すことになりました。」:45歳、男性
「新しく法律が変わったことに関連して助言を求めた時、弁護士は古い知識で回答してくれました。質問に対する答えも一つ一つ確認が必要であり、その場での明確な解答が得られないことが不信感を抱かせました。」:32歳、女性
8. 更新情報に疎い弁護士
最新の法律情報を把握しておらず、クライアントに適切なアドバイスができない弁護士の特徴です。
「契約法に関する最新の判例に基づいたアドバイスを期待していましたが、弁護士は明らかに情報が古く、私の状況に合わせた最新の情報提供ができていませんでした。私は、このような状況に不安を感じ、信頼できる情報を得るために他の専門家を探すことにしました。」:29歳、男性
「最新の税法改正について詳しい説明を求めた際、相談した弁護士は古い情報しか持ち合わせていない様子でした。税法は頻繁に変更されるため、アップデートされていない弁護士には大きな不安を感じざるを得ませんでした。」:51歳、男性
「私が直面していた不動産の法的問題について、最新の法律改正が反映されたアドバイスを望んでいましたが、担当弁護士は古い規定に基づいて話を進めてしまいました。このため、不動産取引におけるリスクを適切に管理することができず、結局、最新の法律情報を持つ他の弁護士に相談する必要が出てきました。」:43歳、女性
9. 連絡が取りにくい弁護士
必要な時に連絡がつかず、クライアントを不安にさせる弁護士です。
「契約交渉の最中、何度もメールを送っても返信がなく、電話してもなかなかつながらない弁護士には困り果てました。連絡が取りにくいため、交渉の進行に支障が出てしまい、とてもストレスを感じることが多々ありました。結局、こちらから何度も催促することでようやく連絡が取れたのですが、スムーズなコミュニケーションが取れない弁護士とは今後は仕事をしたくありません。」:39歳、女性
「刑事事件で家族を助けてくれると期待していた弁護士が、いざ連絡を取ろうとするとなかなか応答がない。大事な案件を任せているのに、このような状況は信じがたいものでした。特に裁判の前日に質問があったとき、返信がなく不安な夜を過ごしたことは、今でも忘れることができません。」:53歳、男性
「離婚問題で精神的にも不安定な時期、励ましの言葉をかけてくれた友人の紹介でその弁護士に依頼したのですが、連絡をしてもなかなか返事がもらえない日々が続きました。いくら忙しいとはいえ、依頼者の心情を考慮せず、メールの返信一つにも日をまたぐことがしばしばで、このような状況下でのサポートは、とても心細いものでした。」:41歳、女性
10. 書類のミスが多い弁護士
細部に気を配らず、書類にミスが多く、クライアントに迷惑をかける弁護士の特徴です。
「申請書類の準備を依頼した際、いくつものミスを発見しました。名前が間違っていたり、日付が古かったりと、細かなミスが目立ちました。このため、何度も書類をやり直すことになり、非常に手間がかかりました。大切な手続きでこんなにもミスがあるとは思わず、非常に不安を感じる経験でした。」:34歳、女性
「ビジネス上の契約書を作成してもらったのですが、その弁護士の書類には頻繁に打ち間違いや数字の誤りがありました。信頼していたのに、これでは重要な契約に致命的な影響が出かねない。」:48歳、男性
「交通事故の示談交渉で必要な書類を頼んだところ、内容に複数の誤りを見つけました。このせいで、交渉が停滞し、相手方にも不信感を持たれてしまいました。細心の注意を払うべき書類でこのようなミスが繰り返されるのは、プロとしてあるまじき行為だと感じています。」:29歳、男性
11. 態度が横柄な弁護士
依頼者に対する態度が尊大で、不快感を与える弁護士の特徴です。
「離婚訴訟を進める中で、感情が高ぶりがちな私に対して、ある弁護士は非常に冷たい態度をとりました。私の意見や感情を軽んじるかのような言動は、依頼している側としては耐えがたいものがありました。専門的な知識を持つからといって、依頼者を見下すような態度は改めてほしいものです。」:37歳、女性
「交通事故の被害者として弁護士に相談した際、事故の詳細を説明している最中にも関わらず、弁護士は目も合わせず、自分の話ばかりを続けました。依頼者が語る不安や疑問に対して耳を貸すことなく、自己中心的な姿勢で事務的な対応をされたことに大変失望しました。」:42歳、男性
「遺産相続の件で弁護士の門を叩いたのですが、話を聞いてもらっている最中にもかかわらず、不適切なジョークを飛ばすなど、プロとしての品格に欠ける振る舞いが目立ちました。」:50歳、女性
12. 感情的になりやすい弁護士
交渉や裁判の場で感情的になり、冷静さを欠く弁護士です。
「相手方との話し合いがこじれた時、冷静でいてほしい場面で声を荒らげた弁護士の姿には驚かされました。その行動が事態をさらに悪化させ、私たちのポジションを不利にしたと感じています。」:45歳、男性
「複雑な遺産分割を任せていた弁護士が、家族との話し合いで感情的になり、怒鳴り声をあげてしまいました。そのため、家族間の溝がさらに深まり、解決が困難になってしまいました。」:38歳、女性
「契約違反の問題で対立している相手との交渉で、こちらの意見を強く主張するあまり、弁護士が感情的になってしまい、議論が平行線をたどる結果となりました。依頼者としては、プロに冷静な対応を期待していたので、このような結果には非常に落胆しました。」:32歳
13. 説明が不十分な弁護士
情報提供が適切でなく、依頼者が状況を理解しにくい弁護士の特徴です。
「契約書のトラブルに関して助けを求めた際、提供された情報が断片的で全体像が掴めませんでした。重要な決定を迫られる場面で、どのような選択肢があり、それぞれにどんな利点やリスクがあるのかを具体的に説明してもらえることを期待していたのですが、弁護士からの説明はいつも曖昧で、専門用語も多用されていて、理解するのが難しかったです。」:33歳、男性
「知人を介して紹介された弁護士に、離婚問題を依頼しましたが、法的手続きの説明がいつも浅いものでした。細かい質問をしても、その場しのぎの答えが返ってくるだけで、自分で調べた情報の方が詳しいこともしばしば。」:29歳、女性
「不動産の売買に関する紛争で弁護士に相談した際、法律的な選択肢や可能性について十分な説明がありませんでした。繰り返し質問をしても、詳細な情報を引き出すことができず、結局、他の専門家の意見を求めることになりました。」:40歳、男性
14. 費用について不透明な弁護士
報酬体系が明確でなく、費用に関する説明が不足している弁護士です。
「子供の親権問題で弁護士に相談したとき、初めは費用について詳しく説明があったのですが、実際に依頼すると追加料金が発生しました。明確な理由も説明されず、」:36歳、女性
「交通事故の慰謝料請求で、弁護士に依頼しましたが、後から費用の詳細が曖昧になり、最初に聞いていた金額と大きく異なる請求が来ました。」:47歳、男性
「会社の労働問題を抱え、弁護士に依頼した際、費用の説明が最初は明確ではありませんでした。話が進むにつれて、追加の料金が生じることが判明し、金銭的なプレッシャーを感じざるを得なくなりました。契約時には全ての費用を理解しておきたいものです。」:52歳、男性
15. 裁判経験が少ない弁護士
裁判の場数を踏んでいないため、実践的な知識や対応が期待できない弁護士の特徴です。
「遺産相続で揉めている際、相談した弁護士が裁判に関してほとんど経験がないことが判明しました。交渉の段階では頼りになる印象を受けましたが、いざ裁判となると戸惑いが見え隠れし、案の定、法廷での主張も弱々しく、結果的に相手方の主張を通されてしまいました。」:50歳、女性
「離婚訴訟を起こす際、力になってくれると思っていた弁護士が実は裁判経験がほとんどなく、そのことが訴訟中に明らかになりました。証拠の提出方法や証人の扱いに慣れておらず、手続きの一つ一つで手間取る様子は見ていて不安でした。」:38歳、男性
「商標権侵害で訴えを起こしたいと考え、弁護士に相談したのですが、裁判の進め方に関する明確な策がなく、ただ手続きを進めるだけの姿勢に愕然としました。経験の浅さが見て取れ、裁判に対する不安だけが募る一方でした。」:45歳、女性
16. 交渉力がない弁護士
クライアントの利益を最大化するための交渉力が欠けている弁護士です。
「企業間の契約問題で頼んだ弁護士が、交渉の場面で全く力を発揮できませんでした。相手方の要求に対して何も言い返せず、ただ頷くだけ。私たちの立場や要求を全く伝えられず、あまりの交渉力のなさに後悔しか残りませんでした。」:54歳、男性
「不当な解雇にあったとき、弁護士にはしっかりとした交渉を期待していましたが、会社側の弁護士との間で自分の意見を十分に主張できず、結局、こちらの不利益を招く結果に終わりました。交渉は技術だけでなく、熱意も必要だと感じたのはこの時です。」:41歳、女性
「土地の売買で相手との価格交渉を弁護士に任せたのですが、期待していたほどの成果は得られず、相手の提示した価格をほぼそのまま受け入れる形に。交渉力がない弁護士には大きな損失を被るリスクがあることを痛感しました。」:62歳、男性
17. 熱意が感じられない弁護士
クライアントの事案に対する情熱や熱意が不足していることが顕著な弁護士です。
「交通事故の被害に遭い、示談交渉で弁護士のサポートを求めましたが、担当した弁護士からは事案への関心が薄く、ただ時間が経過するのを待つだけの姿勢でした。質問に対しても一般的な返答ばかりで、私の状況に合わせた具体的なアドバイスはほとんどなく、結果として納得のいく解決には至りませんでした。」:34歳、女性
「労働問題について相談した際、弁護士は熱意が感じられず、どうにかこうにか案件を処理しようとする姿勢ばかりが目につきました。こちらが不安を抱えているにも関わらず、積極的な対策を提案することもなく、ただ曖昧な回答を繰り返すばかりで、信頼関係を築くことができませんでした。」:47歳、男性
「家族間の法律問題で弁護士に依頼しましたが、進捗が遅く、こちらから連絡をしてもそれほど熱心に対応してくれる様子はありませんでした。」:29歳、女性
18. 利益相反の可能性を無視する弁護士
依頼者の最善の利益を考慮せず、利益相反の状況を適切に管理しない弁護士の特徴です。
「会社を相手にした訴訟で弁護士に依頼したところ、後からその弁護士が相手方の企業とも仕事をしていることが判明しました。利益相反の問題を一切説明されず、紛争解決に向けた積極的な動きも見られなかったため、結局他の法律事務所に依頼することにしました。」:53歳、男性
「不動産トラブルで相談した弁護士が、実は相手方と何らかの繋がりがあったことが途中でわかり、大変ショックを受けました。」:39歳、女性
「遺言書の執行に関する相談をした際、弁護士が他の利害関係者とも密接な関係にあることが後になって判明しました。このような状況で公正なアドバイスを得られるわけがなく、結果的には他の弁護士を探す羽目になりました。」:60歳、女性
19. アシスタントやスタッフへの指導が不十分な弁護士
事務所内の体制が整っておらず、アシスタントやスタッフの教育にも手が回っていない弁護士です。
「離婚問題で弁護士に相談した際、書類が頻繁に紛失し、情報の伝達もうまくいかないことが多々ありました。アシスタントが常に変わり、それぞれが事案についての理解が浅く、毎回同じ説明を求められる状況には苛立ちを感じざるを得ませんでした。」:42歳、女性
「商標登録の手続きを依頼したが、担当スタッフの知識不足が明らかで、何度も書類の訂正を余儀なくされました。弁護士はスタッフの指導を怠っているのではないかと疑問を感じ、専門性を求めて他所へ依頼することにしました。」:35歳、男性
「遺産分割の案件で、スタッフのミスにより大切な書類が間違えて他の依頼者に送付されるという信じがたいミスがありました。弁護士自身もミスに対する責任の所在をあいまいにし、事務所全体の管理不備が露呈した瞬間でした。」:50歳、女性
20. 最新の法改正に無知な弁護士
法律の最新の動向に対して知識が更新されておらず、依頼者に不利益をもたらす可能性がある弁護士です。
「企業法務で依頼した弁護士が最近の法改正について知らなかったため、契約書の見直しに大幅な遅れが出ました。このため、他の競合企業に先を越される形となり、ビジネスチャンスを逸することになりました。最新の知識が必要なのは言うまでもない事です。」:38歳、男性
「個人情報保護法の改正に関連して相談した際、担当弁護士が最新の改正内容を理解しておらず、提供されたアドバイスが時代遅れであったため、結局他の専門家に依頼をしなければならなくなりました。」:28歳、女性
「不動産取引に際して最新の税法改正を踏まえたアドバイスを求めたのですが、担当弁護士は改正前の情報に基づいた対応しかできず、結果として多額の税金を余計に支払うハメになりました。」:47歳、男性
まとめ
弁護士の選択は、法的な問題に直面した際の成功に大きく関わります。本記事では、不適切な弁護士に関する様々な口コミ体験談を通じて、良くない弁護士の特徴を浮き彫りにしました。裁判経験の不足、交渉力の欠如、熱意の不足、利益相反を見過ごす姿勢、スタッフへの不適切な管理、法改正への無知など、これらはすべて避けるべき特徴です。
これらの体験談から得られる教訓は多岐にわたります。まず、弁護士選びには慎重になるべきであり、事前の調査や口コミ、推薦は非常に価値があることがわかります。また、弁護士との初回相談で、その弁護士が自身のニーズに合致するかを見極めることが重要です。さらに、弁護士に依頼する際は、定期的なコミュニケーションを保つことで、依頼した案件の進行状況を把握し、自分の利益を守ることができます。